ピアノが軽快な優しいバラード

歌詞

僕の半生には　どんな意味があったろう
なんて振り返るのは　もう流行ってないだろう
一しかないサイコロ　「戻る」だけのマス目の
人生ゲームなんて　ほんとにあったんだな

頭はふりだしで身体だけが年老いて
おもちゃの金すらない　自分は何者なんだ

名前を　ねぇ教えて　古びたボードに刻まれた
何一つ成し遂げずに　生きてしまったこの僕の
誰かに求められ　愛されて初めて
この世界で名乗る資格を　もらえるのかな


誰の人生にも　なんの意味もないこと
ただ生きたら死ぬだけの生き物なこと
心の在り方が　僕らを決めるのなら
人生全部勝ちか　ほんとに厄介だな

誰もががむしゃらに　ゴールまでの道のりを
どれだけ走れるか　競うだけの暇つぶし


名前を　ねぇ教えて　古びたボードに刻まれた
何一つ成し遂げずに　生きてしまったこの僕の
誰かに求められ　愛されて初めて
この世界で名乗る資格を　もらえるのかな


前の人に急かされて　置いていかれたことに気付く　
値踏みされてもヘラヘラと　笑うだけの僕は透明だ


名前を　ねぇ教えて　古びたボードに刻まれた
何一つ成し遂げずに　生きてしまったこの僕の
誰かに求められ　愛されて初めて
この世界で名乗る資格を　もらえるのかな

奇跡を　待ちながら　サイコロ振るだけの僕らは
一位に笑われても　ふりだしにまた立ってる
誰かに求められ　愛されて初めて
この世界で名乗る資格を　与えられるのかな