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三味線150石橋2真面目な曲寂照法師唐土

No.825793 三味線150石橋2真面目な曲寂照法師唐土文殊菩薩天竺中国清涼山仙境牡丹獅子固い

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  • No. 825793
  • 三味線150石橋2真面目な曲寂照法師唐土文殊菩薩天竺中国清涼山仙境牡丹獅子固い
  • 1:58
  • 音源種別 : BGM(インスト)
  • チャンネル : ステレオ
  • データ情報 :
    • MP3(320kbps)
    • WAV(44.1kHz16bit)
    • INTEGRATED LOUDNESS (-23.5LUFS)
  • 公開日時 : 2020/05/27

日本の伝統的な楽器、長唄三味線(細棹)生音の録音です。
「石橋」
1820年
作曲 十代目 杵屋六左衛門

石橋といえばブリヂストンです。
すごく真面目な難しそうなお茶人さんの試験とかに出てきそうな題材な曲です。
歌舞伎はおくに歌舞伎や若衆歌舞伎(?分かりませんが)など、最初は卑猥でハレンチなものだったとか?
こんなんではいかん!となって、能から題材をとった時期があったと三味線の先生に聞いた事があります。
能の歌詞ほぼそのままに曲になってる長唄の曲は結構たくさんあり、鶴亀、竹生島、紀州道成寺なんかもこれにあたります。
こちらの石橋もその系統の曲だと思います。
よく聞く親獅子が子獅子を谷底に蹴落として修行が云々で、赤と白の毛の連獅子と同じ話だと思いますが、その話がどっから来てどこの場所でどんな背景でどんな教訓でみたいなことが全部書いてありそうな雰囲気の漂った曲です。
茶席の軸の題材や茶杓の名前とかになりそうなキーワードが世界観とキーワードがふんだんに盛り込まれた曲です。

最後のクライマックスに行く前の部分です。
「なんとか獅子」という作品は大抵後半に、「乱序」というお囃子だけの緊張した緊迫した部分があり、そのあと、「狂い」という三味線もお囃子も獅子も激しめでノリが早くて、寸法が決まっている部分があり、そのあと〽ししとらでん から唄が始まる、終わりです、みたいな部分があって終わるという曲の構成になっています。
その「乱序」へ行くまえの部分の三味線です。

〽橋の景色を見渡せば、雲に聳ゆる粧いは、譬わば夕陽の雨の後、虹を成せる其形、また弓を引ける如くにて、神変仏力にあらずしては、進んで人や渡るべき、向かいは文殊の浄土にて、常に笙歌の花降りて、簫笛琴箜篌、夕日の雲に聞ゆべき、目前の奇特あらたなり、
〽暫く待たせ給へや、影向の時節も今幾程によも過ぎじ


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