「ABCホームソング」
放送局：ABCラジオ
放送日：1952年8月～1972年9月
朝日放送の専属作曲家であった大澤壽人が中心になって企画したオリジナル歌謡曲・放送番組に使用された音源です。
◆番組内容
朝日放送の専属作曲家であった大澤壽人が中心になって企画したオリジナル歌謡曲の制作・放送番組。
数多くの著名な作詞家・作曲家・歌手が参加した。
後年に多くの音楽番組で採り入れられたヘヴィー・ローテーションに当たるラジオ局やCS音楽専門局が
選曲する推薦曲を紹介するコーナーや番組のパイオニア的な存在にあたる番組。
「ホームソングコンクール」も開催され、作曲家のいずみたくや嵐野英彦らが三木鶏郎にスカウトされて世に出る契機となった。
◆楽曲説明
穏やか、軽快、コミカルなど、様々な雰囲気の楽曲を取り揃えた音源です。
◆担当作家
PD・髙田信一/古関裕而/キダ・タロー/石川皓也/松井八郎/寺島尚彦/吉田正/津野陽二/端田宣彦
いずみたく/田辺信一/小坂務/PD・大澤壽人/芥川也寸志/宇野誠一郎
◆古関裕而
「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」「六甲おろし」など国民に愛される作品や、全国の校歌や社歌などを生涯5,000曲あまりを作曲した。
◆キダ・タロー
日本の作曲家、ピアニスト、タレント、ラジオパーソナリティ。
数多くの放送番組のテーマ曲・CM曲・企業の社歌、学校の校歌、歌謡曲を作曲し、「浪花のモーツァルト」の愛称で広く知られている。
◆石川皓也
弦楽器を主体としたオーケストラの編曲を得意とし、「世界の音楽」「音楽の花束」「名曲アルバム」等多くの番組の編曲を担当。童謡についても実績があり、「ラジオ歌謡」「みんなのうた」等に数多くの作品を発表した
◆松井八郎
淡谷のり子、春日八郎、越路吹雪、森繁久彌などへの歌の作曲や、多くの日本映画の音楽を手掛けた。
◆寺島尚彦
作曲はもとより、編曲家・作詞家としても活躍。 作品は多岐にわたり、オーケストラ曲から協奏曲・ピアノ曲・合唱曲・童謡・ポピュラー・ソングまであり、 代表作はオーケストラ曲「気まぐれな組曲」「牧歌その夏」、童謡「うたう足の歌」など多数
◆吉田正
戦後日本の歌謡界を代表する国民栄誉賞作曲家。 「有楽町で逢いましょう」「誰よりも君を愛す」「いつでも夢を」など数々のヒット曲を生み出した。
◆津野陽二
奥村チヨへの楽曲提供や、「ロート製薬」「エースコックのワンタンメン」をはじめCMソングで知られる作曲家である。
◆端田宣彦
日本のシンガーソングライター、フォークシンガー。「はしだのりひことシューベルツ」や「はしだのりひことクライマックス」「はしだのりひことエンドレス」「はしだのりひことヒポパタマス」のリーダーを務め、ソロに転向した。
◆いずみたく
歌謡曲から、フォークソング・CMソング・アニメソング・ミュージカル・童謡・校歌・交響曲と幅広いジャンルの曲を作曲。多作で知られ、総作数は15,000曲に上る。
◆田辺信一
石坂浩二の金田一耕助シリーズの音楽を担当し、他にも歌謡曲の作曲者としても知られる。
◆小坂務
関西を中心に活躍した指揮者であり、編曲家。
◆芥川也寸志
快活で力強い作風といわれ、特に人気のある代表作に『交響三章』『交響管弦楽のための音楽』『弦楽のための三楽章』などが挙げられ、その他にも多数の楽曲を手掛けている。
◆宇野誠一郎
「ひょうたん島」をはじめＮＨＫで放送された「チロリン村とくるみの木」「ネコジャラ市の１１人」などの人形劇や、民放のアニメ番組「ムーミン」「一休さん」などの音楽を手がけた。
