Audiostockの選曲シリーズ!今回は「ニュース動画に合うBGM」です。
政治・社会・国際・エンタメなど世界中の人々の目に留まる「ニュース動画」をより効果的に演出する最適な音楽をご提案します。
今回ご紹介している音楽をそのまま利用するのでもよし、「選曲ポイント」を参考に自分でこだわりの音楽を探してみるのもおすすめです。
ストリングスの音色が動画のオープニングに勢いを与える!
二ュースのオープニングにピッタリの音楽です。イントロをオープニングに使用しその後の展開部で本編にそのまま繋げる事で番組の導入部をナチュラルに構成し没入感を作り出せます。
【選曲ポイント】
ストリングス系の音色は誠実感が表現しやすく、ニュース番組に対して信頼性を感じさせる事ができます。またニュースでは公平性も重要であるため、この曲のようにポジティブ過ぎずあくまでフラットな立ち位置を感じられるBGMをベースに選曲するのがポイントです。またオープニングに使用する曲はイントロに勢いがあるとニュースの速報感を表現できます。
ヘッドラインパートにはシンプルなメロディーがおすすめ
二ュースのヘッドラインパート等にピッタリの音楽です。ピアノの高音がニュースの信憑性や速報性を際立たせるため、ラインナップやダイジェスト部分等に使用すると効果的です。
【選曲ポイント】
シンプルなメロディー/リズムパターンの音楽は複雑さを感じさせず、混在する他のコンテンツに溶け込みやすい特徴があります。アナウンサーの話す情報や映し出される映像がニュースのメインコンテンツであるため、BGMがいかにそれらを邪魔する事なく支える事ができるかという視点で選曲するのがポイントです。
時事ニュース×シリアスな音色でニュースに緊迫感と忠実さを
緊急性のある場面や、政治特集等に合う音楽です。少しシリアスに感じるメロディーがドキュメント感を演出し、時事ニュースの雰囲気にマッチします。問題提起したい内容を、中立の立場で視聴者に伝えたい場面で使用すると効果的です。
【選曲ポイント】
メインのメロディーに耳が行きがちですが、実は中音域のシンセサイザーの対旋律(後ろで流れているメロディー)がシリアスな雰囲気作りに大きく作用しています。表現したいイメージがある場合、選曲時にこういったメイン部分以外の要素も意識すると選曲効率が高まり、方向性をより明確化する事ができます。
危機感を与える不穏なメロディーが状況説明映像にぴったり
事件の再現VTRや、証拠映像の背景に合うBGMです。不穏さを感じるメロディーが事件の恐ろしさを演出し、視聴者に危機感を感じさせる事ができます。淡々としたリズムのため災害時のCGによる状況説明映像等にもマッチします。
【選曲ポイント】
ニュースでは凶悪な事件や災害の危険性を表現するために、視聴者に危機感を感じさせる必要があります。しかしあまりに不安感を煽る音楽やメロディアスな音楽だと逆に音楽自体が目立ってしまいBGMとしての効果を果たさなくなります。あくまでコンテンツ内容の危険性を強調するための補助として音楽を選定するのがポイントです。
地域映像や天気予報に明るくやわらかい音楽がおすすめ
地域のファミリーイベント映像や天気予報等にピッタリの音楽です。アコースティックギターのやわらかい音色がささやかな日常の幸せ感を演出し、明るいニュースの雰囲気をナチュラルに作り出す事ができます。
【選曲ポイント】
日常感を演出するための明るい音楽は数多く存在するため、映像の内容によって適宜その明るさの具合を見極めるのも選曲のポイントです。特にテンポは重要で、音楽のスピードによって視聴者が受ける映像の印象は変わってきます。日常のほのぼのとした雰囲気を演出したい場合はこの曲のように人の歩行スピードに合うくらいのテンポを選ぶと効果的です。
Audiostock選曲シリーズとは
「動画を作ってるけど、どんな音楽を選んだらいいかわからない」という方に向けて、それぞれの具体的なシチュエーション別に最適な音楽をご提案するシリーズ企画です。 Audiostockスタッフや専門家の意見も聞きながらピックアップしています。
また、【選曲ポイント】の項目では、どういった観点でその曲を選んだかの解説も行っております。選曲スキルをアップしたいという方はこちらも合わせてお読みいただき参考にしてみてください。