映画の雰囲気を出したいときに！映画音楽におすすめのBGM
色調の加工をしたり、字幕のフォントを意識してみたりと、手っ取り早く映画っぽさを演出するには視覚的な要素を変更する方法が良さそうだと考える方も多いと思います。
では、聴覚的な要素である音楽はどうでしょうか？映画音楽のように臨場感のあるサウンドで、ドラマティックな展開をする楽曲をBGMにしたら、より映画風の動画に近づけることができそうですよね。
ここでは、映画音楽に使えるBGMを、映画のジャンル別にご紹介していきます！
SF、冒険
重厚な金管楽器がメインのオーケストラ。壮大なサウンドと、緊張の高まりを表現しているかのようなスネアのリズムが、迫る戦いを連想させます。
これから始まる軍隊同士の戦闘に備え、兵士達が急ピッチで準備をしているような、勇ましさを感じられる一曲です。
緊張感や勇ましさを演出したい冒険映画、RPGなどにぴったりです。
軍隊や貴族など、豪勢な雰囲気を演出したい映像にもおすすめです。
アドベンチャー映画にぴったりのオーケストラ。
ゆったりとしたメロディーながら迫力を感じさせる壮大なサウンドが、臨場感を演出します。
冒険前の高まる感情が掻き立てられるような一曲です。
迷っているときに背中を強く押してくれるような雰囲気も感じられます。
強敵に立ち向かうことを決意するようなシーンでおすすめです。
ハリウッド風の熱いメロディがかっこいい楽曲。
ストーリーの流れに合わせ、大きなうねりのある楽曲構成となっています。
仲間を救出する勇敢な戦士の姿が浮かぶ、前向きで迫力のある一曲となっています。
熱い友情、仲間との絆を題材にしたストーリーにぴったりではないでしょうか。
ハリウッド風の映画にはもちろん、アニメやドラマなど様々なシーンでご利用いただけます。
冒険が始まるときの高揚感を感じさせる楽曲。
ファンファーレのような、金管楽器が奏でる前向きな明るいメロディーが特徴的です。
これから起こるであろう様々な出来事に、気持ちを高ぶらせるような雰囲気を感じられる楽曲です。
ロケットの打ち上げシーンや、宇宙をテーマにした映画におすすめ。
目の前に広がる壮大な景色、迫力ある光景などを演出したい際のBGMにぴったりの一曲となっています。
ファンタジー
ドリーム感のある壮大なオーケストラ。壮大なストリングスに、箇所箇所で登場するチェレスタの音色が、ファンタジーの雰囲気をより引き立てます。
「魔法」や「不思議の国」などのドリーム感あふれる演出にご利用いただけます。
魔法使いが出てくるようなファンタジー映画にはもちろん、お姫さまや動物たちをモチーフにしたかわいらしい映画にもおすすめです。
子どもたちの夢があふれるテーマパークなどのシーンにもぴったり。
かわいらしいコミカルなオーケストラ楽曲です。
いたずらな音色のオーボエに、トライアングルや鉄琴の音色がかわいらしくもとぼけた雰囲気を表現します。
不思議な世界に引き込むメロディに、冒険心いっぱいのストリングスのサウンドが加わり、好奇心に満ち溢れた心を思い出させてくれるような楽曲です。
少しとぼけたコメディー、コミカルなシーンを演出するのにおすすめです。
魔法や魔女をイメージした、怪しげな雰囲気を感じさせるオルゴール曲です。
オルゴールの儚げな音色・切ないメロディが、「怪しさ」や「不思議」な雰囲気を演出します。
不思議の国に迷い込んでしまった、怪しい世界にワープしてしまった、そんなファンタジー映画におすすめ。
魔法を題材にした映画・アニメ・ゲームのBGMや、ハロウィンのイベントに関連したムービーのBGMにピッタリです。
ラブロマンス
しっとりと落ち着いたバイオリン曲。落ち着いた曲調に優雅なバイオリンの音色が、ゆったりとしたリラックスムードに誘います。
落ち着いた二人の愛を表現しているかのような、優しい一曲。
愛に包まれるようなあたたかいシーンを演出したいときにおすすめ。
結婚をモチーフにした映画や映像にぴったりです。
優しいメロディに、大切なメッセージをのせてみてはいかがでしょうか。
イタリア風の明るく陽気なワルツ。
軽快な3拍子のリズムが心地よく耳をかけぬけていくような、爽やかなカントリー風の楽曲です。
マンドリンの音色が、活気あふれるイタリアの港町の様子を連想させます。
愛の国イタリアを思わせるような、陽気なロマンスを表現したいときにおすすめの一曲です。
ロマンス映画のみならず、旅の映像・番組や料理番組などでもご利用いただけます。
アコースティックギターとコーラスの爽やかな音色が、淡い青春時代を思い出させてくれるような楽曲です。
明るく爽やかな印象を与えたいときにぴったりの一曲。
若者のキラキラした感じを表現したいときや、淡い青春時代を振り返るようなシーンにおすすめです。
学園をテーマにした青春映画にいかがでしょうか？
サスペンス、ホラー
壮大なサスペンス映画をイメージさせる楽曲。怪しい雰囲気のメロディが、「これからなにが起きるのだろう…」といった恐怖心をあおります。
恐ろしい屋敷に連れてこられた子どもたちが恐怖で怯えているようなシーンが連想できる一曲です。
お化けや殺人鬼が出現するホラー映画にはもちろん、ハロウィンなどのホラー系イベントにもおすすめです。
ピアノがメインのホラー曲。
冒頭から出てくるピアノのシンプルなフレーズが印象的な、恐怖を感じさせる一曲。
恐怖の中、廊下を忍び足でゆっくりと進む人の姿を連想させます。
すぐ近くに何者かが潜んでいるような、ハラハラとした雰囲気を演出したいときにいかがでしょうか。
学校の怪談や大きなお屋敷をメインにしたホラー・サスペンス映画におすすめです。
恐怖を感じさせるオルゴールをメインにした楽曲です。
シンプルな楽器構成となっていて、静かに鳴り響くオルゴールがより恐怖心を煽ります。
なにか恐ろしいのものが、ひっそりと後ろにはりついているかのようなシーンを連想させます。
恐怖や殺意を演出したいときにぴったりの一曲。
ホラー系ゲームのタイトル画面、お化け屋敷をモチーフにしたゲームなどにもおすすめです。
時代劇
日本の凛とした情景を描いた和風曲。尺八の儚さや渋みのあるサウンドを存分に活かした、尺八の独奏曲です。
少しかすれた尺八の音色と共に春の息吹を感じられるような一曲。
切なくも前向きな別れを思わせるような、そんな場面にぴったりです。
渋いレトロな雰囲気を感じさせる、時代劇のドラマや映画におすすめです。
殺陣のシーンにぴったりの迫力ある楽曲です。
和太鼓、尺八、三味線のサウンドが、緊迫したシーンをさらに盛り上げます。
和楽器の渋く力強い音色がかっこよく、武士の勇ましい姿が存分にイメージできます。
奇襲をしかけるような場面にもぴったりです。
「冬」を表現した冷たい雰囲気の和風曲。
ハイトーンのピアノに和楽器の音色が加わり、ひんやりとした空気を感じさせる一曲です。
厳しい冬、雪が降り積もった日本庭園を連想させます。
不吉な事件の前触れを感じさせるシーンや、裏切りのシーンなど、シリアスな場面を演出したいときにおすすめです。
いかがでしたでしょうか？
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