両親へ贈るやさしいアコーステイックソング

歌詞

留守番電話きいてなくてごめんね
メールもずっと返してなくてごめんね
疲れた声をきかせたくないから
「なにもいわないほうがいいかな？」

できもしない大人のふりして
結局心配かけてしまってごめんね
うまくいかないこと数えるより
すぐ連絡すればよかった

窓をあけて風が吹いたら
ひとすじの雲が流れる

ひとりぼっちはまだ慣れなくて
できないことに唇かんで
まるでちいさな子供みたいだよ
弱音をひとりで抱えてないで
なにも言わないあなたはいつもほほえんでいたな

なくしちゃってからじゃ遅いから
今度は僕のほうからかけるよ

あたりまえって思っていたものほど
あたりまえになくなっちゃうものだから
ちゃんとつかまえて離したくないけど
さよならの時は来るから

形だけのつよがりはもうやめて
好きなものを好きなだけ愛して
なにが起こっても後悔しないように
生きていけたら

あなただけに言えないことが
あなただけに聞かせたい話があるよ

ふたりぼっちはいまも不慣れで
声もなんだかぎこちなくて
こどもの頃に戻ったみたいだよ
ぶっきらぼうに受け答えをして
やさしさには気づかないふりで
ごまかしていたな
言えなかった言葉があるよ　なんだかちょっと照れくさいけど

自転車のパンクの直し方とか
僕が生まれた時のこととか
ききたいことたくさんあるんだよ
向かいの家が飼ってた犬の
うるさいくらいした鳴き声が
なつかしくなる

なくしちゃってからじゃ遅いから
照れくさいけど今言うよ