BASIE スイングしなきゃジャズじゃな

• No. 1049421
• BGM0063
• 2:16

• 音源種別 : BGM(インスト)
• チャンネル : ステレオ
• データ情報 ：
  • MP3（320kbps）
  • WAV（48kHz24bit）
  • INTEGRATED LOUDNESS (-7.0LUFS)
• 公開日時 : 2021/06/27

カウント・ベイシーは、アメリカのジャズピアノ奏者であり、バンドリーダーです。グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、デューク・エリントン等と共にスウィングジャズ、ビッグバンドの代表奏者のひとりです。
そんなカウントベーシー楽団が奏でるスイングジャズサウンドをオマージュしてみました。
ジャズの歴史の初期に隆盛となったスイングジャズは、スウィングのリズムが特徴の軽快なダンスミュージックでした。ジャズの特徴であるアドリブやソロよりも、念入りな打ち合わせに基づくビッグバンド全体でのアンサンブルに重点が置かれました。1929年の世界大恐慌で、アメリカの民衆は甘い癒やされる音楽を望む傾向にありました。さらに、ラジオや蓄音機の登場で、レコードが普及して、一定時間内に終わらせる必要性が出てきました。また、ライブを観に来た客も、レコードと同じ演奏を期待するようになっていったのです。そのため、楽器曲の緻密なアレンジメントが要求され、ミュージック・アレンジャーも重要視されるようになってきたのです。フレッチャー・ヘンダーソンは初期のスウィングのバンドリーダーとして、優れたミュージシャンを輩出しました。
前時代のディキシーランドジャズやニューオーリンズ・ジャズよりも人数的に大編成であり、ディキシーに比べ楽譜にコントロールされたダンス向けアレンジメントが必要となりました。その結果、ライブでもレコードと同じ演奏、甘く軽快でダンサブルな楽曲、大人数の演奏者の調和などにその特色が見られます。
音楽理論的側面としては、スウィングジャズの時代に、大編成のバンドが一般的となり、和声的にも幾分洗練されてきたことがあげられます。スウィングジャズ時代の初頭は和声の本質においてはニューオーリンズ・ジャズやディキシーランドジャズと大差ないですが、4つの楽器を主体としたセクショナル・ハーモニーが開拓されました。
こんなスイングジャズの歴史を鑑みながら、心地よいジャズサウンドを描いてみました。

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