男性Vo.　浮遊感＋清涼感ポップロック

歌詞

この景色を観れるのは　あと数十分
世界の始まりを　告げる青色
だだっ広い道路を　駆け抜けるトラック
寝静まった街に　音符をつける

いつでも　開けるような
ケータイのアルバムみたいに　便利に出来てなくて
この細い目に　この欠けた心に
抉って　抉って　傷つけていく

ガラガラの声で　今日を歌うよ
時計の針は　こんな惨めな僕の
戯言なんて　聴いてくれないから
僕は僕の秒針を　がむしゃらに今　動かすんだ

季節は巡り　太陽を呼び込む
澄んだ空気に　色を塗ってく
世界の創始者が　定めたルールに
抗う術なんて　持ち合わせてない

コツコツと　書き上げた
生き方のレシピ通りに　事は運べなくて
理想と現実に　強く挟まれて
絞った　絞った　本当の気持ち

ボロボロの音で　君に唄うよ
両耳塞いで　過ぎ去ってしまっても
伝えたい景色　思い　言葉
繕わなくたっていいんだ　ありきたりを…
ねぇ？

青色に染まった　広い世界に取り残された
まるで主人公気取りな　哀れな僕の
「アオイロって君にとって　本当に青いの？」
君の世界に　少しだけ触れてみたいよ

ガラガラの声で　今日を歌うよ
時計の針は　こんな惨めな僕の
戯言なんて　聴いてくれないから
僕は　僕の秒針を

枯れ果てた唄に　命注ぐよ
いつか見つけてくれる　君を信じて
青色のセカイに　閉じ込めるよ
その日が来るまで　かき鳴らし続けるよ

君と僕を　繋ぐ
青、青、青