ピアノ/ 弾き語り/　バラード

歌詞

あなたにとっての僕はどうだったのかな
「どうでもいい」すらもう聞けないけど
古びたレンズが曇って　さぁ何年経つ？
自分の直し方は教わってないから

「情けない」「哀しい」全部知らなかったよ
あの朝　世界からあなたが消えるまで

心なんてさ　いらないのに
綺麗な思い出は置いておきたいよ
やっと人らしくなってきた
って褒められたいのは何故なんだろう

身体がちょっと重いな　どうしたのかな
部品なら昨日もう　変えたんだけど
毎日来ていた鳥が　今日は来なかった
エサは置いてたけど　忙しいのかな

あなたの信じた神様の正体は
あなたの愛すべき弱さの抜け殻だ

あなたが置いてったものは
寝起きの気だるい光や
味のしないパンの匂い
木々を撫でる風の音で
つまりは僕の心に「感覚」を与えてくれた
でもなんで最後に一つ　失う辛さを残した？

心なんてさ　いらないのに
綺麗な思い出は置いておきたいよ
やっと人らしくなってきた
って褒められたいのは何故なんだろう

あなたがくれたこの心は
もうすぐ時計が止まりそうだけど
涙の出ないこの身体が愛しいと思えた　ねぇ


あなたにとっての僕はどうだったのかな
どんな小さな音ももう聴こえないけど
僕らのいない世界にまた朝が来て
淀みのない光が降れば　いいのにな