静かでクールな、ピアノとオーケストラ、夏

• No. 1292971
• 閑かさや岩に沁み入る蝉の声(ピアノ協奏曲)
• 2:49

• 音源種別 : BGM(インスト)
• チャンネル : ステレオ
• データ情報 ：
  • MP3（320kbps）
  • WAV（44.1kHz24bit）
  • INTEGRATED LOUDNESS (-16.1LUFS)
• 公開日時 : 2022/08/09

ピアノ協奏曲を10年ほど前に作った中の一つです。
松尾芭蕉の俳句「閑かさや岩に沁み入る蝉の声」の世界観を、表現したつもりです。
熱い夏ながら、静かな中に、蝉の声が岩に沁み入るようなという、物凄く時間がゆっくり流れるようなそんな曲です。

先に聞いてもらった方は気づかれるかもしれませんが、「ツクツクボウシ」という蝉の鳴き声を、ピアノと木管楽器で表現し、「ミーンミンミンミン」というミンミン蝉の鳴き声を金管楽器で表現していたりします。ミンミン蝉は少し分かりにくいかもしれません。

NHK教育テレビのクラシックのコーナーで、10年以上前のことですが、神秘和音というのが紹介されていました。「C」とか「Am」とかそういう基本的な和音の響きを外すことにより、神秘的でつかみどころがないようなハーモニーを出しています。コード記号にすると物凄くテンションが入る感じですね。

クラシックをある程度聴いている人なら気づかれるでしょうが、サティの「ジムノペディ」を参考にさせていただいております。特に左手の３拍子の和音の弾き方とか無機質な感じとかです。

現代美術の展覧会などに流れていたら合うかもしれません。また静かで神秘的な動画にも合わせられるかもしれません。

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