ロボットによるロボットのための歌
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クリエイター
1 点の作品を登録しています
- No. 1394070
- Singularity
- 3:15
- 音源種別 : BGM(インスト)
- チャンネル : ステレオ
-
データ情報
:
- MP3(320kbps)
- WAV(44.1kHz24bit)
- INTEGRATED LOUDNESS (-12.2LUFS)
- 公開日時 : 2023/01/20
ロボット工学の権威である逢沢教授に、人間のように感情を持つロボットを造ることは可能かを問うた。彼曰く、脳科学の発展は不可欠であり、人間の脳を複雑な電子回路と理解しきることができればそれは可能だという。感情と呼ばれるものをある種の信号の発生、または変化とするのであれば、それは物理的な要素の全てとその外側にある環境を再現しさえすれば、ロボットにも当然生まれるものであると。現時点における人間を目指すロボットと人間との差は、単にそのシステムの再現度の低さによるものである。
感情について言及するのであれば、それは生存本能に起因する。一個体が自身の生存を維持するためにはあらゆる外的要因から身を守る必要があるが、外的要因が固定化されていない以上、生存が約束されることは常にない。生存するという絶対的な目的とそれを妨げる要因が両立され、およそ安定とはかけ離れた状態のまま、一個体にとって十分すぎるほどの時間を存在し続けなければならない。そのジレンマが、つまり不安定な状態が、いわゆる感情を生み人間を人間たらしめる所業を可能とする。その種は当然人体の内部構造に含まれている。複雑且つ精巧にできたその構造は、安定して不安定さを生むのだ。
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