やさぐれた朝焼けのロック

歌詞

瞼を閉じて口元をきゅっと結んで
夏の終わりかけた空に無防備な首元をみせて
あまねく、この世の、苦悩の、数だけ
背負って、傾げて、悴けて、かたぶきあい
日常を隠して、閉ざした心の中に向かう
ほのかにさまよう視線、あきらめてしまうほど遠くの道
全身全霊こめて追いかけろ　あなたをその手で捕まえろ
あなたを探してあなたを見つけて　気持ち解き放て
この広い世界くまなくさがして　あなたの心を捕まえろ
あなたを見つけてあなたを捉えて　夜を抱きしめろ

ほのかに空が明るくなる夜明けの町の
遠く向こうの家並みの壁だけを朝日が照らし
輝く、無性に、静かに、息する
儚く、崩れる、闇夜の、憂鬱な気配
けだものだった記憶、土にまみれ 走ってた感覚
あえぎがちなスピードにたえて、もうどうしようもないほどにすさぶる身体
全身全霊こめて追いかけろ　あなたをその手で捕まえろ
あなたを探してあなたを見つけて　気持ち解き放て
この広い世界くまなくさがして　あなたの心を捕まえろ
あなたを見つけてあなたを捉えて　暁をみとどけよう