ピアノの旋律が印象的なバラード

歌詞

2日続いた雨もやっと上がり
雫を払うようにしなった枝の
蕾が急かす季節に僕の心は戸惑う
出会いもあるけど別れもあるから
春は好きじゃないと言った君は
どんな顔していたのだろう
なんて今は遠い

仕舞えないでいるコートのポケットには
君の指輪（リング）

会いたいよ
そう願っても君はもういないよ
海へ返せたら　空を愛せたら
別の道見据えていけるのに
ありがとうって言ったら
それが最後の記憶になる
潤んだ笑顔も　柔らかい声も
あの時　全てが君だった


信号待ち　黙っていた君が
震える手で僕の手を握った
守りたいものが初めて出来たと誓ったあの夜

そんなこと思い出しながら呑む
今日のビールは少しも美味くない
いつもそこにいてくれるだけで全てが輝いてた

桜風に今、溶かしたため息が僕を責めるようで

会いたいよ
そう叫んでも君に届かないよ
夜空の星も　公園の花も
散らばってる思い出のカケラ
さよならって言ったらそれが最後のページになる
「離れたらきっと寂しくなるよ」
ホントは僕のほうだった


会いたいよ
今願ったら瞳閉じてみるよ
瞼の裏に映し出すものは
涙だけじゃきっとないから
ありがとうって言ったら
それが最後の記憶になる
潤んだ笑顔も　柔らかい声も
あの時　全てが君だった

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