走り屋を捕まえろ！真夜中のカーチェイス！

• No. 865029
• 逃走劇
• 3:05

• 音源種別 : BGM(インスト)
• チャンネル : ステレオ
• データ情報 ：
  • MP3（320kbps）
  • WAV（44.1kHz16bit）
  • INTEGRATED LOUDNESS (-12.0LUFS)
• 公開日時 : 2020/09/10

そこは人っ子ひとりなく、
車の通りもない真夜中の大都会。

パトカーのサイレンが街中に響き渡っている。
拡声器で何倍にも膨れ上がった怒号までもが、
摩天楼中を反響している。

すると次の瞬間…！

交差点の真正面から一台の漆黒のセダンが、
マフラー音をブウィーン！と唸らせながら、
街中を時速120キロの速さで猛爆走！

その後ろをパトカーが猛追する！
パトカーの数は一台や二台ではない！

ざっと数えても12.3台、
たった一台のセダンに対してだ。

それもそのはず！

このスピード狂の走り屋は、
猛スピードで爆走するのが生きがいのクレイジーなヤツ。
さらにバツグンの運転テクニックをも誇っている。

なので警察はこれまでこの走り屋にまったく追いつけず、
何度も取り逃がしてきた。

だから今日こそはと気合い十分に、
12.3台のパトカーを引き連れているのだ。

走り屋は追っ手を振り切り、首都高に入る。
「うまく巻けたゼ！」…と思ったのも束の間。

後ろからパトカーたちがしぶとく追ってきている。

「へっ！着いて来れるもんなら着いて来な！」

と警察を挑発するようにぐんぐんスピードを上げ、
その速さはなんと時速300キロ！

マフラー音はブウォォー！と道路中に轟き、
シューンッ！と風を切るように走り抜ける。

前方を見渡すと、
パトカーが横一列に並び、
バリケードを張るように道路をふさいでいる。

「へっ！そうはいくかよ！」と、
走り屋はクィッとハンドルを切り、
道を逸れて首都高を降りようとする！

だが降り口には必ず急カーブが用意されている！

猛スピードを保ったままドリフトして抜けようとする…！
だがカーブの傾斜には勝てなかった…！

キュルキュルルル…ドッカーン！！！と、
壁に真正面から衝突しその反動でひっくり返った！

ボンネットは空き缶をつぶしたようにグシャリと潰れ、
窓ガラスはすべて粉々に崩れ落ちている。

ひっくり返った車から走り屋が、
よいしょっよいしょっと這いながら車を出ようとすると、、、

「手を挙げろ、そこまでだ！」

クレイジーな走り屋はめでたくお縄に…

そんな情景を描いた一曲です。

各種音楽サブスクリプションで配信中の
下記アルバムに収録されています。

Hard Rock Vol.10 -Instrumental BGM- by Audiostock

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