嵐に破壊しつくされた村の再建をかけて…！

• No. 865961
• ユートピアをもう一度！
• 3:41

• 音源種別 : BGM(インスト)
• チャンネル : ステレオ
• データ情報 ：
  • MP3（320kbps）
  • WAV（44.1kHz16bit）
  • INTEGRATED LOUDNESS (-14.1LUFS)
• 公開日時 : 2020/09/13

山の向こうから太陽が昇り、
紺碧の空はだんだん澄んだ水色に変わる。

ひんやりと涼しい風が吹き抜ける、
すがすがしい朝がやってきた！

山を越えたところにひとつの村がある。
東京ドーム一つ分ほどの小さな村が。

そこに暮らす人々はみんな畑を耕し野菜を育て、
牛や豚や鶏なども自分たちで育てている。

村にはいつも豊富に川が流れ、
植物や動物や人々の命を潤している。

村は毎日活気にあふれ誰もが笑顔で平和に暮らし、
自然や動物を愛し共に生きている。

そこはまさにユートピア！

しかしある日の昼下がり。
東から空一つ覆い隠すほどの大きな黒い雲が近づいてくる。

雲が村全域を覆った瞬間…！
ピガシャー！ドゴーーォ！ゴロゴロ…！と、
雷が村じゅうに鳴り響く。

そしてすぐさま嵐が巻き起こり、
畑や建物を次々と枯葉のように吹き飛ばしていく…！

村一つ洗い流す勢いの大雨を降らしながら、
さらに村じゅうを暴れ回る！

風は大地をカギヅメで引き裂くようにえぐり木々をなぎ倒し、
畑や建物があった場所は次々に更地に…！

大嵐は一晩中、
村を容赦なく破壊し続けた。

そして次の日の朝。

嵐は完全におさまり、
村はシーン…と静まりかえっている。

嵐は村にあった畑や建物すべてを破壊しつくし、
がれきを山積みにして去って行った。

すべてを失った人たちは、
その前でただ呆然と立ち尽くす。

地にひざまづき目に涙を溜め口をあんぐりと開けたまま。
完全に魂が抜けてしまったように。

そんな中でも空はいつものように澄んだ水色をしていて、
ポカポカと温かい光を降り注いでいる。

絶望の中、
一人の青年が民衆の前に立ち上がった。

「この村を…このユートピアを俺たちの手で建て直そう！」

青年は村の再建へのアツい想いを語り、
絶望に立たされた人々を元気づけていく…

熱弁をふるい想いが民衆に届き、
人々は続々と青年のもとに集まり、
村の再起をかけて想いを一つに…！

「俺たちの手で…俺たちの手で必ずやってやろうぜ！」

村人たちは強い決意を胸に…
村の復興をかけて立ち上がった…！

そんな情景を描いた一曲です。

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