シンセが美しい歌ものバラード

歌詞

雨に打たれたままで 空を見上げた僕は
傘のない世界で また濡れた傷 呪う 遊び
どこにも行けない 物語がまた捨てられていった
ねぇ　わかりあえなきゃ 生きる資格もないのかな

もう優しさなんて受け取れないや 恐いから僕は
乾いた身体があなたを失望満たすまで を知ってるよ


型落ちの心が紡ぐ歌など滑稽 だって
言葉に代わる何かを求めて 生きていた 笑えよ
どうせ人間は形のある 物が好きで

もう本当なんて どうでもいいや 恐いから僕は
抱えた弱さが あなたの失望に冷えるまで を知ってるよ


錆びたバスが止まる
行き先は無い 黒いガラス窓
乗客は僕しかいないから
一番後ろに座って眠ろう


哀しみを食べ過ぎたんだ僕は だから
もうすぐ全身に毒がまわってくれるんだ

よかった

バスは夜空をかける無言の流星 ああ
叶えたい願いも 誰にも気付かれず消えていく
さよなら