爽やかなバンドサウンドのジャズポップ

歌詞

陰る空　白が足早に通りゆく
カラの心　音を立てずたたずむ

届きそうな　過去に蓋した光に
いつかそこに辿り着くだろうか

行こう　終わりなら誰にも見えないもの
進もう　果てしなく見えても　そう遠くはない

行き先は僕らの心の限り
浮かんでは消える空の箱舟
鍵を握り進む　扉の在り処は知らないけれど

闇の中　時空は透明に流れる
空の心　少し朱みを帯び出す

行こう　始まりは何度もやってくる
進もう　同じように見えても　それぞれ違うから

行き先は僕らの心の限り
浮かんでは消える空の箱舟
鍵を握り進む　扉の在り処を見つけるため

その透明は決して操れはしない
黒い背景からはどうにも抜け出せない
だけど惑わされず　何にも迷わされず
飛び回れる　心だけはどこへでも

行き先は僕らの心の限り
浮かんでは消える空の箱舟
鍵を握り進む　扉の向こうにきっとそれはあるから
旅人よ (今は) 心を決めて
終わりなき未知へ歩むだけ (ずっと)
だから止まらずに　後ろを振り向かず　そのまま…