現代的なビートとアコースティック、歌

歌詞




タイトルがやたらに長いのも
重ねて鼻につく歌だった
感動的なラストを見事に台無しにした

けれどそう思ってるのは世界で僕だけかもしれない
歳を重ねる程に集団の外側に押しやられていくみたいに

人生の春は過ぎた　人生の夏も過ぎた
秋は飛ばして　もう冬だ
そしてそれは死ぬまで続くか

表紙で美味そうか決めるチェーン店のチラシみたいに　僕らのイントロはいつもなんだか味が濃くて過剰だ

音楽以外の一芸、いやn芸の上に
ちょこんと乗ってる飾りで中毒にしたいという

なんてこんな歌詞じゃ誰も聴かないことは
知ってて　それでも歌にする僕は
ただの無職みたいなもんさ

マイナスだらけの確定申告
売れなくなってく円盤よ
どうか無力な僕を取り込んで違う人間に造りかえてくれ　造りかえてくれ　造りかえてくれ

生きてるだけで気持ちがいい
死んでるみたいに誇らしい
誰かと解り合いたいけど
繋がりはこの身を縛る足枷だ
再生数や集客や　フォロワーや見た目を置いて
どう笑いたいかだけを　話し合えやしないだろうか


生きてるだけで気持ちがいい
死んでるみたいに誇らしい
何も受け取りたくない
あなたもきっと通り過ぎてく

それでもいつかいつかって
有限の未来で僕は
あなたを待っているのかな
小さく待っているのかな

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