和風バンドサウンド

歌詞

ランタン島に咲く話の花
子供のように笑う
お隣の影は誰かな

沈む夕の日を惜しみながら
歩く足の幅
広がり跨いだ夜の間

カラカラと　下駄の音に
寂しさを　微かに感じていた
どこか遠くの話を聞かされた
気がしていた

夜に紛れゆらゆら遊ぶ　灯たち
全て手のひらに　収めてとかすように
生真面目な痛みは　ここで
その身を焦がし　お別れをする

簡単に剥がれた化けの皮
驚きの色は
使われないまま乾いたけど

閉じかけた夢に名前を
生傷に薬を
つけずにまたかき荒らした

夜に染みた色とりどりの灯たち
せめて今だけは　現を忘れてよ
彼岸に投じたこの祈りは　暗闇をそっと
飾る

夜に紛れゆらゆら遊ぶ　灯たち
全て手のひらに　収めてとかすように
生真面目な痛みはここで
その身を焦がし　お別れよ

夜に染みた色とりどりの灯たち
せめて今だけは　現を忘れてよ
彼岸に投じたこの祈りは　暗闇をそっと
飾りたててく
また星は遠くへ