切なくて暖かいロックチューン

歌詞

今 流れ星が夜に落ちてさ
君を探す 君を探す

少年だった頃僕らは
夢は叶うものだと思って　
見上げた星空
近づくほどに見えなくなった　

いつもは気にも留めないニュース
今夜は10年ぶりに星が降る夜
思い出す「同じ場所でまた会おうね」って

駆け出した足は
あの頃よりもずっと遅くて
息を切らして
記憶の足音 追いかけた

今 流れ星が夜に落ちてさ
時を越えて 思い出と
同じ空の下 同じ時間に
君を探す 君を探す
消えないでって
まだ叶ってない願いがあるから
名前を 何度も呼び続けた

大人になってしまった僕の
夢は夢のまま 眠ったまま
隠して無くして
「そんな頃もあったよね」なんて

君がいなくなった世界は
嘘みたいに当たり前になって
思い出に変わってく
どんな未来が欲しかったのかな

時の流れは
あの頃よりもずっと速くて
移りゆく景色も季節さえも
見えないんだ

今 流れ星は願いを集め
君のもとへ 届くかな
違う空の下 違う時間に
僕は探す 君を探す
さよならだって
言えないままだった弱い声に
答えて星が輝いた

止まっていた時計の針を
この奇跡みたいな夜がまた動かした
言えないままだったのは
お別れの言葉じゃなくて
消えない 消えない
きっと「君が好きだった」

今 流れ星が夜に落ちてさ
時を越えて 思い出と
同じ空の下 同じ時間に
君と出会う 君と出会う
泣かないでって
君の声が聴こえた気がしたんだ
大丈夫、もう歩き出せるよ
また星の降る日が来るから

次の10年後の未来を
変えてくんだ この夜明けから
もう行く時間だね