軽快な歌とギターによる優しいポップス

歌詞

外苑前で　モンクレールを着た　小学生の集団が
純朴な歓声を上げ　世界を祝福した　僕はそれを見て　胸が重くなった

冷たく湿った　空気が視界を　澱ませて
吸い込んだ　憂鬱が　僕の体温を　奪って明滅してる

未来がないのは明白で　救いがないのも確定で　落ちぶれていないふりをして　不感症ぶっているの
鳥のいない星に生まれて　金の成らない枯れ木の僕　　まるで地表から突き出た誰かの骨みたいだ

繋げなかった心も　守れなかったあの子も
くすんでしまった気休めの慰めも
全部僕のせいなんだ　わかっているのに治せない　そもそもどうして治らなければならないんだ

未来がないのは明白で　救いがないのも確定で
落ちぶれていないふりをして　不感症ぶっているの　僕のいない星は続いて　墓も立たない荒地の夜　どうか孤独な光をただ降らせてくれないか