透明感のあるボーカル。切ないポップロック

歌詞

フレディ

空からの不思議な声　ぼやけて聞こえなくなった
溢れるほど背中を押した君のこと　詩にするよ

黄昏の夕暮れの下　うす暗いベンチ腰かけて
雲の形は変わるのに　僕はまだ君のこと

空き缶ころがる公園で僕の心はホコリまみれ
鏡に映った透明の君の姿は途切れ途切れ
心を照らした太陽は僕の背中でぽつりぽつり
ため息まじりの歩道橋　君の家まで行けるのかな

この世界を　この世界中を包む風を思い出して
言葉は今日も　宙を蹴る足を冷たい夜に溶かしていく
越えて

言葉から生まれた声　かすれて消えてなくなった
恐くて仕方なくなった　僕はまだ君のこと

魚のうろこのキラキラで僕の体はよごれだらけ
つまづくふりして飛び出した　今日もギターは手あかまみれ
さよならできないフレディは君の右手でほろりほろり
振り向かないでよ　寂しさは窓の向こうに届くのかな

この世界を　この世界中を包む風を思い出して
言葉は今日も　宙を蹴る足を冷たい夜に溶かしていく
越えて　越えていく

この世界を包む風を