切ない男性の失恋を表現したバラード

歌詞

上着をたたんで
鞄に入れる姿を
背中が感じ取っていた

振り向けば悲しい
顔が目に染み込むのを
受け止めきれないから

昨日洗わなかった
コップの水垢を眺める　
無表情の僕

もう行くんだね
出会った頃も見たような
真っ赤な夕日が
僕を責めるように
俯いた足元を照らしていた

深い夢の中を
溺れる時は優しく
君がすくい上げてくれるのに

流れ溺れ着いた
海岸の時計の針は
いつの間にか上を向いてる

当たり前のように握っていた手を
なぜ　あの時は

埋もれて行く
重ね合わせた日々や
強い　誓いを
失いたくない折れない心が今も
締め付けてる

もう一度君に触れられるなら
何を惜しむだろう
ほどけて行く　僕の心が君を