囚われた美しい鳥のエレクトロニカ

歌詞

窓の外見える星たちを数えづつては眠る　誰も知らないおとぎ話私の指をすり抜けてゆく
不意に現れた少年は私と同じ瞳の色　眠れない夜はいつの日か君の姿を探し求めた

初めて出会ったはずなのになぜだか懐かしい気がするの
閉ざされたドアの向こうは一度も見た事がないのに

君の手に触れた時記憶は舞い降りて封じられた過去の軌跡が蘇る
光は弱まって記憶は薄れていく暗闇に戻った部屋君はもう居ない Ah

行き過ぎた束縛はいつかうつむいた影を大きくする　見えるはずのない鎖にはあなたの名前刻んであるの
左腕の傷は今もあたしを苦しめて追い詰める
かざした君の右手はすべてを和らげる魔法なの

歪んだ愛情を受け止める身体は　痛みをかき消した私は殻の中
何度も繰り返し季節は巡ってゆく　終わりの見えない夜声は届かない

夢見ていた　君はそこにいた　私は一人トリカゴの中　扉の鍵は開いていた

目覚めて叫びだす君の名前読んで　涙で見えないままこの手を伸ばしていた
ぬくもりは私を優しく包み込む　扉の軋む音と二人だけの足跡