ロックバンドによる派手な生演奏。

歌詞

踏みしめた 硬いアスファルトの道を
囲むように摩天楼が立ち並ぶ
小奇麗なものはそこかしこに
溢れてはいるけれど心は動かない

草木も土も消え去った景色は
表情もなくただ美形なマスクのよう
うわべだけ取り繕った豊かさは
その空虚な本性を
むしろ把握しやすくする鏡

造られた大地に生れ落ちて
何不自由ないライフ 置き去りのハート
未開の荒野に生まれるより
幸せと言えるのか
何故だか満たされるはずなのに
満たされない感情

見上げれば 都会につながる夜空
街の灯りが星座をあやめてく
手に入れたなにかの代償に
なにかを手放して僕らは生きていく

そびえたつコンクリートの柱は
根を下ろした木々を凌ぐだろうか
百年の時間が経ってすべて壊れていても樹は
空へ向け枝を広げるだろう

果てしない僕たちの欲望は
物質的ななにかで終わることはない
世界は幸福の方向に
向かえているのかな？
いつかは見つけたはずなのに
見つからない感情

本当に欲しかったものは何？
本当はいらなかったものは何？
手に入れるのはそのなにかを求めてるから
手に入れたものそのものは大事なものじゃない
心なぞってみよう
昔、無垢な少年だったあの頃の感情を

造られた大地に生れ落ちて
何不自由ないライフ 置き去りのハート
未開の荒野に生まれるより
幸せを得るのか？
いつかは見つかると信じて
探し続けている
進んでく世界の中で