夏の爽やかポップス

歌詞

くだらない日々の愛しさを
重ねた現在を抱きしめた
ぼやけた街に包まれて
ここから今日も歩き出せる

澄み渡った空眺めたら
生ぬるい風吸い込んで
魔法のような感覚を
汗ばむ肌に感じてる

炭酸水の喉越しと
茹だるような暑さが今
僕の中で混ざりあって
鼓動は高鳴った
照りつける日差し浴びて
駆け出していく

夏の嘲笑横目に生きて
叶わない夢にも想い馳せて
今溢れた感情も
溶かしてしまいそうな僕の夏だ

つまらないことで傷付いて
思えば今日も涙した
苦しい僕の心境は
伝わらなくて悔しくて

感情論を飲み干して
冷静に理性的に
そんな強くなれなくて
それでもやってきた
この季節この時を
抱きしめている

晴れた空眺めていたら
駆け抜けた日々を思い出した
雲滲んで見えて
だけど僕は生きていく
僕の今を

変わりゆく世界を前に
どこまでも無力な僕ら
悠久の時のまにまに
ただよう無邪気な僕ら
終わらない夢の狭間で
強気になんてなれない
それでも明日を
信じていられるように

何気ない言葉にだって愛をこめて
そっと伝うよこの想い
目を覚ました風と
めくるめく季節の中で

夏の嘲笑横目に生きて
叶わない夢にも想い馳せて
今溢れた感情も
溶かしてしまいそうな僕の夏だ

僕の夏が今始まった