逆境をはねのけ前に進む情景の力強いロック

歌詞

誰も彼も皆 銃口向け合って
愛する者を守るためって 大義名分に準じてるんだ

いつしか僕らは判断を諦め
右へ倣えを繰り返して 痛覚を麻痺させていたんだ

それでも君の声にならない 痛みを知ったから
落としてきた色を集め 取り戻しにゆくよ

崩れ落ちてゆく感情を 繋ぎ止めて
現実が重荷になるなら 僕に預けてくれないか

閉ざし切っていた心を もう一度だけ開けたら
少しずつ視界は 色づいて染まる

近づいて 寄り添って 鼓動を確かめ合える

もしも結末が見えていたのなら
戦うことの意味すら 分からなくなってしまうだろう

プログラムされた理不尽だって 白昼夢が見せる悲劇だって　
モノクロの世界に逃げ込んだら 届きはしないけど

胸の奥で 君がくれた 優しい声が響くから
一人じゃないと分かることで 勇気になるんだ

やがて朽ちてゆく定めと 知っていても
今ここで立ち上がれるなら 共に歩んでくれないか

決まり切っていた結末を もう一度だけ壊せたら
君のことを探すよ 世界の果てまでも

明日を信じた祈りを 道標に
遥か彼方どこまででも ここにいるよと叫ぶんだ

崩れ落ちてゆく感情を 繋ぎ止めて
現実が重荷になるときも その手は決して離さない

君と生きてきた絆が 大切だって伝えたら
こんなにも世界は 美しく見える

近づいて 寄り添って 頷いて 触れ合って
色づいて 輝いた 鼓動を確かめ合える