ハードロック系ギターリフの疾走ロック

歌詞

君が憧れたその音楽が電線の波に焦がれたら

鮮やかに揺れる残像の揺らぎを嫌うとして
曇天する浮世に濡れる鼓動の足跡が描く
特異点から今際の歪みを
レプリカントは明日の夢を見て この街を騙る
素電子の海で揺れる鼓動と等しくなる日には
独自性など消えてゆく言葉から紡いだこの現実が切り取る風景は虚だった
ヒトの輪郭が解けた夜に心の在処を呼ぶのだろう
また創造性が欠損

例えば君の面影を全て作り出せるとして
生まれ変わりと愛していいなら僕らは何を云おう？
アルカロイドで昨日の夢を見て 共犯を躱す
遺伝子の海で揺れる鼓動と痛み、意味、消すならば
独自性など棄ててゆくことさ

冷静とて凌駕介在しても、自分だけが真っ当なふりをしたんだ
日々から紡いだこの音楽も ヒトの輪郭を失う夜
さらばチューリングの水槽に沈め

君が言い残したそれをマゼンダの底からでも見つけるから
この輪廻から解けた夜に 逕庭の君に会えるだろう
理を示すにも重みのない言葉には憂いても想いは消えない