軽快なロック・ポップス

歌詞

時間なんてただのコンセプトだってみたいに
無かったものみたいに
目の前をただ横切ってくみたいに
隣の三人連れの女の子たちの世間話みたいに
夢にまで見たキス
時間なんてただのコンセプトだってみたいに
止まってしまったみたいに
耳にかかった髪を撫でる風みたいに
断片的に残った遠い夏休みのイメージみたいに
ぼーっとしながら
ぼーっとしたまま
額縁に収めます
時間なんてただのコンセプトだってみたいに
お日様ビルの陰に隠れたまんまきっと僕らに興味がない
赤煉瓦の劇場の剥され忘れたポスター見ている
ぼーっとしながら
ぼーっとしたまま
腕時計覗きます
時間なんてただのコンセプトだって顔で
笑った顔みたいに
なんとなく一人海に来た午後みたいに
しゃぼん玉の如く浮かぶ白くて柔らかな指切りみたいに
ぼーっとしながら
ぼーっとしたまま
ぼーっとしながら