爽やかな四つ打ちポップス

歌詞

悲しい時がずっと
焼き付いてる君の映像
止まるぬ日々のモーション
繰り返す記憶の付箋仕様

ためらって躊躇って
焦げ付く夏の化物
覚めなくて覚めなくってさ
泣いたフリした

なんて言えばいいか？
始業の音（ね）は消えちまった
熱くなる耳の音で
時がそこで止まる

なんで言えやしないか？
胸の中ですれちまった
やまない雨の真ん中で
傘を合わせ歩きたい

悲しい時はずっと
爪弾いてる君の音色
やまない声のモーション
踏み出せない今日も不戦勝

泣けなくて泣けなくて
凍えた冬の化物
撫でたくて撫でたくてっさ
泪零れた

なんて言えばいいか？
しわくちゃの胸に触れた
天使が鳴らす鐘の音で
時がそこで止まる

なんで言えなかった？
しばらくは消えやしないな
溶けてく雪の真ん中で
右手繋ぎ渡りたい

なんて言いたかったっけ？
なんて言いたかったっけ？
なんて言いたかったっけ？
なんで言いたかったっけ？

なんて言えばいいか？
始発のベルは過ぎてった
カサブタまじりの指で
時をそこで止める

なんて言いたかった？
胸の中に押し込んだ
やまない雨の真ん中で
右手繋ぎ走りたい