生演奏アコースティックバンド編成ポップス

歌詞

何でもない君を撫でる街灯の色
違う目線で見慣れた街を横目に通り抜ける
立て込んだ毎日が幸せだと
思っていたんだけどな
あゝ夜風と葉桜に混じる海の匂い

知りたかったことも聞けないままで頷いている
レイドバック言葉が絡まり外気を冷ましていく
呼び慣れてきた愛称、この後はどうしよう
指で溶ける、日々の隙間
無意識な渦に飲み込まれて

何気ない話も色水になってしまうなら
身に余る毎日も君さえも焦燥感のせいにして

ずっと
このまま人肌くらいのぬるさで過ごしていたいの
朝から退屈に欠けて、疲れても愛していたいの
コースター、輪をかけたら今までは醒めない幻
端から端まで揺らいでいたいの

音が消える一瞥もなく
溢れないよう水際、座礁する
無気力とコールタール

シンプルな言葉も
泡(あぶく)になって消えちゃうから
身に余る毎日も君さえも焦燥感の
せいにしてないと落ち着かないの

呼び慣れたあなたも色水になってしまうなら
ここにある物から好きなものどれでもあげる
何気ない仕草も引き金になってしまうから
身に余る毎日も君さえも焦燥感のせいにして

ずっと
このまま人肌、
今日の後には叶わないくらいに
大切に過ごしていたいの
朝から退屈に欠けて、疲れても愛していたいの
コースター、輪をかけたら今までは醒めない幻
端から端まで揺らいでいたいの
取り留めのない君を愛していたいの
いびつな夜に。