己と向き合い苦難を乗り越えていくロック

歌詞

待ち時間だけが長いとき己の無力さが肥大する
挑んでるときはまだいいが立ち止まればハブられる感覚だ

迎合主義だけ鋭利に被害妄想すら冥利に
多様性だってぶつかり合うため浅い文化なのか

兎角ああだこうだ言ってるが俺の番は何時になる？

安全圏からの物言いじゃあ聞きたくもないよな
生い立ちが不幸で上手くいかなくて塞ぎ込んだって

来歴の肥やし程度にだってなりやしないのさ

無敗の人生なら何一つ挑まなかった証左だろう
ボロボロになった姿でこその誇りと意地がある

少年たちの喧騒から遠い記憶で笑えた日々を
振り返ることができるくらいの清き一節を

安全圏からの物言いじゃあ聞きたくもないけど
行く先が不安で匙を投げ出した傷の痕なんて

目の前のあんただって抱えて生きてきたんだろう
分かり合えなくていいさ それも認められたんなら

嘲笑う曇天の下で等しく無力感に悶え
無神論者なりの十字架を引き摺りながら歩んでく

果てしない盲目の旅で触れ合えた形をなぞり
助けを呼ぶことができたら その手を取っていられたら

呼び合うための名前だって伝えたいんだ