壮大なオーケストラと切ないフルートソロ

• No. 804911
• 決別
• 1:45

• 音源種別 : BGM(インスト)
• チャンネル : ステレオ
• データ情報 ：
  • MP3（320kbps）
  • WAV（48kHz24bit）
  • INTEGRATED LOUDNESS (-13.5LUFS)
• 公開日時 : 2020/04/08

前半の広大な景色広がる壮大なオーケストラから後半のフォーカスされた切実な寂しさを映し出すフルートとピアノの小さなフレームへ、2つの視点を表現した作品です、映像作品向きの曲ですが、心情や世界観を支える背景音楽として、元となる芸術作品の印象効果をより一層高めてくれることでしょう。

例として楽曲制作の際に書いた具体的なストーリーを挙げておきます。参考になれば幸いです。
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(当楽曲使用の際のシナリオ例※)
　地球から彼方遠くでとある有人宇宙船が非常事態に見舞われた。未知の光線により突如として船の内側から多数の火災が発生したのだ。そして瞬く間に広がりそれは操縦室にも及ぼうとしていた。
　宛もなく途方に暮れた2人の船員は覚悟の末、船の機能が潰えるまでワープを繰り返し、やがてどこかの惑星に墜落した。何があるのかも分からないその地には奇跡的にも空気と自然があり、聞き慣れた大きな音がして見上げるとそれは飛行機だった。再び故郷の星の大地を踏む喜びに墜落の動揺も死と隣り合わせだった恐怖も全てが過去のものとなり、安堵で思わず変な笑いが込み上げてくる。そんな彼は全てを分かち合う唯一無二の友にしわがれた声で嬉嬉と呼び掛けるのだ。
　そして返事はなかった。

　友は死んだ。
　全てが上手くいくことなど無い。なら何故自分だけ生きて帰還してしまったのか。やり場のない感情に枯れ果てた涙はもはや流れず、そこにはただ冷たくなった者の隣で唖然と遠くの空を眺める抜け殻があるだけだった。
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※(複製を禁ず)

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