軽快で展開の速いロック曲。ノリがよい。

歌詞

はじめから彼の手に
握られたダイヤモンドは
なにひとつ労せずに
手に入れたものだったんだ

そして僕の手には
みすぼらしい石コロしかなく
生まれながらに人間は
不公平なスタートだと思い知る

色とりどりのアビリティ
アンフェアに憤りながら
それでも運命へも偶然へも
一片は抵抗できるはずだともがいてる

生まれながらに授かってた
その手に握られたストーン
光なく価値もないくすんだ色の
ガラクタしか持ってない
でも僕らはその生まれ持った
原石を磨いてくっきゃない
いつか光り出すって自分に言い聞かせる
そのマテリアルストーンを

思えば非情なレースさ
審判も観客も己さえも
スタートは不明瞭な合図
それなのにゴールはシビアなジャッジさ

人より劣った自分の
ハンデに手加減もないまま
まるでアリンコと恐竜が
タイマンするような
理不尽を強いられてる

生まれたばっかでつけられてた
その差はどのくらい埋められる？
人より何倍の艱難辛苦の果てに
得られるはオーディナリー
だからいじけてる？駄々こねたって
現実は馬耳東風の様子
いつか見返すんだって自分を奮い立たせる
そのマテリアルストーンで

うらやましくて泣いていたんだ
どうして僕は僕に生まれたんだろう
そんな考えたって無駄だって
頭ではわかってた難題や痛みと対峙するんだ
そうだ 決断した 不退転さ
そんな簡単にもう不可能だって決め付けんな

生まれながらに授かってた
その手に握られたストーン
光なく価値もないくすんだ色の
ガラクタしか持ってない
でも僕らはその生まれ持った
原石を磨いてくっきゃない
いつか光り出すって自分に言い聞かせる
そのマテリアルストーン

なにもかもが無駄だったなんて
最期に嘆く未来でも
いまは未知数の完成形を信じていたい
このマテリアルストーンの