ハードロック風　女性ボーカル曲

歌詞

積み上がったビルの中
切り分けられたセルに潜み
見下しながら憧れていた

しがみつきすがりついたまま
いつか壊れる時を願い
終わりなく回り続けていく
はずだったのに

窓の外　指を指す先
一筋の斜線を引いて飛ぶ
真っ赤な鳥が鍵を外してく

輝く明日に抱かれ　新しい太陽の火を
見上げて手を伸ばすよ
灰にされた事も気付かずに

音もなく崩れていく
形もないまま組み換わる
追いかけても逃げ出しても
影はかき消されるだけ

手と手を取り合って
誰も堕ちていかぬように
見つめ合って誰も
羽ばたき始めぬように

輝く明日に抱かれ　新しい太陽の下
扉を叩き続ける
もう誰もいないのも知らずに

音もなく崩れていく
形もないまま組み換わる
讃えても背を向けて
声は呑み込まれるだけ

帰る場所も行くあてもなく
赤い鳥は飛んでいく