エレキギターとリズムが気持ち良い熱い歌

歌詞

「このアルバム出したら　なんか変わる？
この曲書いたら　本当になんか変わる？
物語だけで　金だけが動く
騙される奴らは　気の毒なもんさ」

なんて歌う僕など　それ以下だと
わかっているくせに　棚上げてばかり
出自で未来は　決まらないと言うが
歪んだ心は　生活に影落とす

「独りよがりでも　価値が生まれたら」
そんな希望はもうとっくに捨てちまったよ

明日どこかで死んで生まれ変われても
僕のこの心はもう治らないんだろう
どうせ共感戦争に巻き込まれるだけの
虚しい生き物に成り下がる虫だ
金にならない歌など
ゴミ以下とわかってるんだよ


作る以外　能はない　なんて言えば
まるで一端のアーティストみたい
本当は誰にも頼れない 社会不適合者なんだ

誰かに触れたい　名前を呼びたい
なんでもない冗談で　少し傷つきたい
こんな簡単な事もできない　
その連続　連続の繰り返しだ

増えていくのは無駄な時間と恥だ
ただの苦しみが芸術に変わるのは
作られた時じゃない　評価された時
その一瞬だけなんだろう

明日どこかで死んで生まれ変われても
僕のこの心はもう治らないんだろう
どうせ普通の人間は流行の性と仲良しこよしで生きていくだけさ
「金にならない歌などやめちまえ」と声がしたよ

再プレスになったCDの山を
抱えながら降りた成功の坂を
金にならない歌などゴミ以下と
わかってる　わかってる