エレキギターと歌が情熱的なバラード

歌詞

もしも私が病に伏せても　あなたは笑っていて
なんて言うのはわがままかな
そうね　独り善がりかな

あなたを見捨てた沢山の人を
私が許したとて　その心に渦巻いてる
哀しみは消えないよね

星を数えているあなたを見てちゃんと初めて夜空を　見上げた日のことを思い出した

ありふれた言葉では
埋められない穴を見せて
流れなかった星のように
なにも変えられなくても


もしも心を形にできたら　あなたに送るから
ひと月だけ飾っていて　
そのあとはね　処分して

あなたが見つけた沢山の言葉
誰にも触れられずに流れてゆく
音も立てず　私はそれを掬ってみる

手のひらに収まる　青く点滅する欠片は
冷たいけれど　欠けた心にはよく馴染んだ


つま先ばかり見てた私は　いつも太陽に疎まれた
「伝わらない」が「伝えられない」と知ったのはいつからだろう？
ペテン師が作る現代の聖書は
ひとつも助けてくれなかった
けどあなたの声はたしかに
私をここまで繋いできた

ありふれた言葉では
埋められない穴を見せて
報われなかった歌のように
なにも変えられなくても

朝が来ない　世界でも　私はもう充分だよ
季節のない　世界でも　私はもう充分だよ