夏の感傷に飲み込まれる曲

歌詞

あぁ 今年も来てしまった

何度目なんだろう

パステルカラー 夏フィルター

凝りもせずに 飲み込まれてく



いつもそう それは突然に

ドラマチックを切り取っていく

目に入るものが泣きたくなるほど

眩くて 苦しくなる

大げさだって笑ってる

その面影は？蜃気楼？

あぁどうやら僕はすでに

夏の帳に侵されている



日差しも 木陰も アスファルトさえ

儚く揺れて 僕を締め付ける

持っていかれそうな視界の中で

微笑む君は どうして。。


きっとそう これはまた

夏フィルターのせいなんだ

絵になるような一瞬に

ヒートするまま溶け込んでしまおうか


足元にまた抜け殻

1つ、2つ いつの間に

みんなそうやって僕を置いて

旅立ってしまうんだから

命懸けの勝負に押されるまま

眺めているだけの僕は

それでも良かったと言えるほど

景色の味になれてるの？


夕日も 電車も 残る気だるさも

切なく揺れて 僕を震わせる

持っていかれそうな心の中で

佇む君は どうして。。

やっぱそう これもまた

夏フィルターのせいなんだ

込み上げてくる一瞬に

焦がれた思いをどうか焼き入れて


あぁ今年も来てしまった

どうしていつも なんで毎回

後悔さえも焼き尽くす 眩い面影

もう何度目だ、何回目だ？

呆れる程に 僕も懲りないな

そうやってまた今年も

容赦なく 引き込まれてくんだ


日差しも 木陰も アスファルトさえ

眩く揺れて 僕を締め付ける

持っていかれそうな記憶の中で

駆けゆく君は どうして。。


きっとそう これはまた

夏フィルターのせいなんだ

絵になるような一瞬に

灼かれるままに 全部溶かしてくれ