ゲームクリエイティブ、マンガを始めとするエンタメクリエイティブ制作を行う株式会社フーモア。多くの表現や仕組みを生み出すことで新たな価値を創造しています。同社が事業の一つとして運営しているインタラクティブノベルアプリ「StoryMe」(https://storymegame.com/)の運営を担当されている遠藤さんから、アプリ制作とAudiostockの利用状況について伺いました。
ノベルアプリの演出にも!! 様々なシーンで使えるAudiostockの音源
早速ですが、普段のお仕事について教えてください。
プロダクト事業部で副部長をしていて、主にマネジメントとアプリの運営に携わっています。現在は「StoryMe」というアプリの運営を行っており、そのアプリにAudiostockの音源を使わせてもらっています。
「StoryMe」とはどのようなアプリなのですか?
現在北米を中心にヒットしている恋愛、ホラー、ミステリーなどのストーリーを小説のように読みながら遊べる「インタラクティブノベル」と呼ばれるタイプのアプリです。本アプリは通常の紙媒体の小説とは少し違い、画面の中でキャラクターが動いたり、プレイヤーが選んだ選択肢次第でストーリーが分岐して複数のエンディングが見られたりと、インタラクティブな仕様になっています。「StoryMe」で配信されている作品の多くは、IPを開発したい企業と共同で原作開発を行ったものなので、今後もパートナーを増やして原作開発をしながら、既存作品とのタイアップ企画を推進しつつ、オリジナルコンテンツも更に育てていく予定です。
音源の利用点数や探し方について教えてください。
BGMとSEを中心に大体1か月に30点ほど使っており、基本的にキーワード検索で探しています。例えば、恋愛モノのタイトルにあてる音源を探す際はAudiostockのトップページで「恋愛 BGM」などと入力しています。作品によってはカテゴリ検索をすることもあります。戦国時代の作品を取り扱った時は「和風」などのカテゴリから音源を絞り込んでいきました。
フリー音源サイトの併用で煩雑だったライセンス管理
現在、定額制プランをご利用いただいていますが、以前はどのように音源を入手されていましたか?
以前は無料の音源サイトを複数利用していました。思いつく限りで合計6サイトぐらいですね。他の会社さんも使っていらっしゃるような有名なサイトです。
無料のサイトを利用される上で何かお困りごとはありましたか?
はい。音源の管理とライセンスの管理が煩雑になってしまっていたことです。
サイトによって管理が全く異なり、場合によっては音源の権利を明記しなくてはいけなかったりするので、音源を使う度に一つ一つ確認しなければならなかったんです。
また過去に使った音源を再度使うときの為に、どこのサイトからダウンロードしてきたかを記録しておいたり、音源の出典元などを調べなければなりませんでした。
Audiostockに一本化‼ 選曲コストも大幅削減
そんな中、どのようにAudiostockを知っていただけたのでしょうか?
音源周りの困りごとがあることを弊社代表の芝辻に相談をしていたのですが、あるとき「Audiostockの定額制プラン、いいんじゃない?」と社内メールが飛んできたんです(笑) 実際にAudiostockのサイトを見たのですが、サービスの内容も良さそうだったので問い合わせをして契約することにしました。
よかったです!これまで複数のサイトを利用して音源を厳選されていたのに、Audiostockに一本化することに抵抗はありませんでしたか?
はい。特にありませんでした。
これまで複数のサイトを渡り歩いて音源を探していた理由の一つは、イメージ通りの音源がなかなか見つからなかったからなんですよ。ノベルゲームのジャンルや雰囲気は様々ですし、1つの作品の中にも起承転結のストーリー展開がありますから、相当のBGMとSEの数が必要になります。Audiostockは50万点以上(2020年6月現在)の様々な音源があったので、以前のように複数の音源サイトを探し回る必要もなく、かなり制作が楽になるんじゃないかと考えました。
なるほど。Audiostockを利用すれば、総じて制作環境がもっと良くなると感じていただけたのですね。
はい。そうです。
あと、Audiostockを利用してみてからわかったことなのですが、音源のカテゴリ分類が細かく分かれていて、楽器の名前などで音源を検索できる点もとても良いと思いました。日本の時代劇のようなテーマのタイトルを取り扱った際も、和楽器の名前で検索をして良い音源を見つけることができ、とても助かりました。
社内でも大絶賛!! 「Audiostockがあれば、他のサイトは要らない」
プロダクト事業部のクリエイターの皆さんの反応は如何でしょうか?
とても評判がいいです。弊社のアプリは、基本的にシナリオライターが演出まで担当するので音源に至るまでかなり拘って選曲をするのですが、ライター達は「Audiostockがあれば、他のサイトは要らない」と言ってべた褒めしていました(笑)
嬉しいです!今後Audiostockに期待すること、改善してほしいことが何かあれば教えてください。
これから作品が増えていくごとに、歌ものの音源を使わせていただく機会も出てくるかもしれません。その時のために歌ものの音源の点数追加と、英語歌詞版等も出していただければ嬉しいなと思っています。
歌ものが増加すれば、更に作品の演出の幅も広がりそうですね!社内に展開させていただきます。本日はありがとうございました!